保育ボランティア養成講座の2回目は、「子どもの本」に
ついて。5月28日、水戸市福祉ボランティア開館(ミオス)
にて、
おはなしの会たんぽぽの今井典子さんを
講師に迎え開催しました。

今井さんの活動は、保育ボランティアが原点になるそうです。
親から離れた子どものために選ぶ本として、怖いお話や、
ママ、パパを思い出させるものは避けるなどの注意点は
参考になりました。
今回も1歳から5歳ぐらいを対象にした沢山のおすすめ絵本を
紹介してくださいました。
ジャケットと表紙の絵が違う「14ひきのあさごはん」。
「おおきなかぶ」は、右のページが未来をあらわしていて、
左側が過去になり時間の経過をあらわしているなど、よく読み
こまなければわからない参考になるお話しがいっぱいでした。
読んで紹介しくださった本は参加者に回って手に取れるのですが、
今井さんがお子さんの為に求めたという1冊を発見。
その時の気持ちが本に書いてあったので、とても温かい気持ち
になりました。
今井さんは、「くわずにょうぼう」などの、やまんばが
出てくる怖い昔話も好きだそうです。でも今の子どもは
「浦島太郎」より「ブレーメンの音楽隊」を知っているとの事。
うちの5歳の娘に聞いてみたら、やはり「ブレーメンの音楽隊」
の方でした。お兄ちゃんが園のおゆうぎ会の演目でもあったので、
この絵本は読んでいました。もう小学生になった息子に聞くと、
「浦島太郎」と答えました。
学校で読んだみたいです。「浦島太郎」のように、昔から
受け継がれる象徴の伝承文化の世界をもっと知ってほしいとの
お話しもありました。上の子はゲームもし、文字が多くなる本に
移行しつつあるけど、ママも子ども達ともうちょっと絵本を通して、
楽しい時間を共有したいと思わせる講座でした。(あ)
posted by penguin at 19:02|
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