
当日は雨だったこともあり、絵本『どしゃぶり』の朗読で講演会がスタート。はたさんが幼少期にきょうだいやいとこ達と遭遇したどしゃぶりの体験や、はたさんのお子さんが大雨で外ではしゃいでる写真を編集者の方が見て、その後押しもあってこの絵本が作られることになったことをお話をされました。
また、絵本『なつのいちにち』がラフスケッチからどう変わって絵本になったのかについては、絵本のページとラフスケッチを交互にスクリーンに映しながら解説されました。


さらに、絵本の題材となっている自然や遊びについて、ご自身がお子さんと一緒にされた、落ち葉の小山に体ごと突っ込んだり、「ふきこま」の動画を紹介してくれました。
「おとうさんもういっかい」シリーズなど、お子さんとの遊びをとおして絵本を作っていると話されました。
最後に読んでくれた『にちようびのぼうけん』は、絵本に出てくるなぞなぞを会場に来てくれた子ども達に答えてもらいながら進めていき大変盛り上がり、その後の質疑応答の時間も子ども達が積極的に手を挙げてくれました。


参加者は「はたさんの幼いころの体験が絵本に反映されているのがよく分かりました」「はたさんはとっても楽しそうにお話をされていて、絵本を作っている側の方の一面を見られたことが貴重な経験でした」「絵本の作り方から、子ども達との遊びについて、楽しく勉強になりました」などと話しました。(や)